外国為替証拠金取引(FX)の用語集

外国為替取引FXの用語(か行)






外貨準備高(Foreign Currency Reserves)
政府と日銀が保有している外貨の手持ち額で輸入代金や借入金返済などの対外支払い能力を示す。主として日銀の為替介入によって変動する。円売/ドル買は、その分だけ外貨準備高が増加し、その逆は減少する。

買為替
外国為替銀行の立場から見た対外決済手段の「買い」。

外国為替(Foreign Exchange)
為替取引を外国との間で行われるものをいい、異なる通貨の交換を伴う。

外国通貨建(Rate in Foreign Currency)
自国通貨1単位に対して外国通貨はいくらになるかを表す方法。(例) 1円=0.0087ドル

カウンター・パーティ(Counter Party)
取引の相手。または取引相手である金融機関。

カバ-(Cover)
自分のポジションを清算する方向で売買を行うこと。

為替
隔地間で現金を使わずに資金の決済を行う手段・方法。

為替心理説(Psychological Theory of Exchange)
為替相場決定理論の1つで、市場参加者の期待が相場に変動を与えるという説。

為替スワップ
直物取引(spot)の「買い」と先渡取引(forward)の「売り」又はその逆の取引を、同時に組み合わせて行うこと。

為替ディーラー(Foreign Exchange Dealer)
実際に外国為替取引を担当している人をいいます。

為替ブローカー(Foreign Exchange Broker)
金融機関同士の外国為替取引を仲介する会社、もしくはその従業員。

為替リスク
外貨建資産が為替レートの変動により、自国通貨建で元本を割り込む可能性が あることを指します。

カントリーリスク(Country Risk)
政治リスクとも言われ、海外での投資・融資における相手国の信用度を指します。

管理変動相場制(Management floating exchange rate system)
通貨当局が金融政策などで為替レートを管理する制度。

機関投資家(Institutional Investor)
顧客から預かった資金を証券などに投資し資産運用・管理を行う法人投資家。

基軸通貨(Key Currency)
一番よく使われる国際通貨。

逆為替
取立為替とも言う。代金の取立に利用される為替のことで、債権者(受取る側)が銀行に依頼して、債務者(支払う側)からお金を取立てる方法。

逆指値注文(Stop Loss Order)
ある価格を指定して、価格が指定価格を超えたら買い注文、下回れば売り注文を出すこと。

協調介入(Coordinated Intervention)
外国為替相場の流れを変えるため、各国の中央銀行が共同して行う介入。

キングストン合意(The Kingston Agreement)
1976年1月、キングストン(ジャマイカ)において変動為替相場制を正式な為替相場制として承認。

金本位制(gold standard system)
貨幣価値を金の一定量と結びつけ等価関係を維持する制度。

金利スワップ(IRS)
同一通貨間の異なる基準金利を交換する店頭デリバティブ。

金利裁定
スポット・レートとフォワード・レートが2通貨間の金利差に等しいところへ収斂すること。

金利平価説(Theory of Interest Parity)
為替相場決定理論の一つで、為替相場は直物為替市場と先物為替市場の裁定関係から決定されるとする説。

金利リスク
金利変動によるリスク。債券価格は金利が上昇すると下落し、金利が下降する と上昇します。

クオート(Quote)
値段を提示すること。

口先介入(Verbal Intervention)
金融当局・政府の要人等が、市場に資金を投入せずに言葉だけで外国為替相場の流れを変えようとすること。

クロスレート(Cross Rate)
裁定相場を計算するために用いる相手国通貨と第三国通貨との相場をいいます。

経常収支(Current Balance)
居住者・非居住者間の財・サービスの流れを把握するために用いられ、貿易・サービス収支、所得収支、経常移転収支からなります。

現金売相場
銀行が顧客へ外国通貨の現金を売るレート。

現金買相場
銀行が顧客から外国通貨の現金を買うレート。

公開市場操作(Open Market Operations)
中央銀行がオープン市場で債券等の売買を行って民間金融機関の保有する現金を増減させ、金利やマネーサプライに影響を与える政策。

公定歩合(Office Discount Rate)
中央銀行が民間金融機関に対して貸し出す際に適用する基準金利。

公定歩合操作
日本銀行が民間金融機関行に対して貸し出す際に適用する基準金利である公定歩合を上下させることにより、市中の金利を変動させ経済活動に影響を与える手段をいう。

購買力平価説(Purchasing-Power-Parity-Theory)
為替相場決定理論の1つで、2国間の為替レートは各国通貨の同一財の購買力比で決定されるという説。

国際収支(Balance of International Payments)
一定期間における1国の全ての対外経済取引の収支をまとめたもの。その国の経済力を測る材料になります。

国際収支説(Theory of International Indebtendness)
為替相場決定理論の1つで、為替レートは国際収支で決定されるとする説。

固定為替相場制(fixed exchange rate system)
為替相場の変動幅を固定または基準為替相場の上下一定幅に限定する制度。

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