外国為替証拠金取引(FX)の投資家

機関投資家について

外国為替取引市場の投資家「機関投資家」について



◆「機関投資家」について!

「機関投資家」とは、 顧客から拠出された資金を運用・管理する法人投資家のことをいいます。

一般に機関投資家と呼ばれるグループをいくつか挙げると、

投資顧問会社
生命保険会社
損害保険会社
信託銀行
投資信託会社
年金信託


などが主なものです。

また、証券会社は機関投資家の依頼を受けて、資本取引の仲介をしたり、自らと牛を主導する業務を行っています。
機関投資家
生命保険会社や損害保険会社であれば、加入者の保険料収入であり、投資信託会社であれば、投資信託を購入した人たちの提供した資金が元手になります。

機関投資家は大量の資金をまとめて運用するので、市場には大きな影響力をもっています。




機関投資家がやっていることの例を挙げます。

生命保険会社(機関投資家)がアメリカの株や土地を買う場合。
これには円でドルを買う外国為替取引を行います。 それで、ドルが下降気味になれば先物でそのドルを売ってリスクをヘッジします。 上昇に転じればヘッジをはずすためにドルを買います。

この操作では購入した株や土地を売買する必要はありません。
株は株で管理していればよいということです。 このような為替操作は生命保険会社のポートフォリオ(様々な種類の資産の組み合わせ)が巨額であるため、外国為替市場での売買も大口になります。

海外市場においても生命保険会社(生保)は『SEIHO』として有名になっています。

また、証券会社が扱う投資信託(投信)も海外の株や債権に大口の投資を行っており、生保同様、大口取引者として有名です。

これらの機関投資家が動かす金額は巨額なため、その手口が読めれば相場の予想につなげることができるかもしれません。

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