外国為替証拠金取引(FX)の投資家

スペキュレーター(投機家)

外国為替取引FXの投資家「スペキュレーター(投機家)」について


◆スペキュレーター(投機家)とは!

スペキュレーション(投機)とは、
スペキュレーター:投機家為替差益のみを目的とする外国為替取引のことをいいます。

また、為替差益を狙って外国為替取引を行う人(銀行、顧客を含む)がスペキュレーター(投機家)です。

現在では、スペキュレーションが外国為替取引の主要因となっており、つまりほとんどの顧客や銀行がある意味スペキュレーターであるというわけです。

ただ、外国為替市場において「スペキュレーター」という場合は、 銀行間市場での売買単位(通常は1000万ドルくらい)の20倍以上の巨額で外国為替レートの変動に大きな影響を与える存在を指していうことが多いです。

銀行はこのような大きな額での取引を受けた場合、外国為替レートの変動によるリスクを避ける(ヘッジする)ために、他の複数の銀行で、受けた額か、またはそこへさらに自己ポジション分を上乗せして外国為替取引を行います。
これをカバー取引といいます。

スペキュレーター(投機家)は通常、取引銀行を限定しているため、その銀行から取引を求められた時は背後のスペキュレーターの存在を予測します。

スペキュレーターがいると判断した場合、為替レートの変動による損失を避けるためにカバー取引を行うことになるわけです。

スペキュレーターはこのように連鎖的に銀行の取引を発生させる力があり、その取引額は実際の数倍、数十倍にもなって外国為替レートの変動をもたらします。

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