外国為替市場とは!

外国為替市場=外為市場ともいう。

「外国為替市場」は大きく分けると3つ!


外国為替取引が行われているのが、

外国為替市場

ですが、証券取引所のように人がどこかに集まって取引を行っているわけではありません。
外国為替市場とは
昔はテレックスや電話による取引(テレフォンマーケット)がでしたが、スクリーンを見ながらキーボードの操作によって取引を行うスクリーンマーケットが主流になってきました。

さて、私たち個人が外国為替取引を行う場合には一般的には銀行に行って取引をしますが、銀行を介さなくても外国為替の取引は可能です。

また、企業間での取引も盛んに行われています。 (外為法改正後以降)
こうした個人や企業による外国為替市場を顧客市場といいます。

これに対して、銀行が顧客市場によって発生した外国為替のポジション(持ち高)を調整、または、売買益を狙って売買を行うのがインターバンク市場(銀行間取引)といいます。

外国為替市場は、この顧客市場と銀行間市場の両方から構成されているのです。
もちろん、日本だけでなく世界で外国為替の取引がおこなわれています。

東京をはじめとして、ロンドン、ニューヨークの三市場が主要外国為替市場となっています。 (ちなみに日本では東京外国為替市場の規模が圧倒的ですが、小規模ながら大阪でも外国為替取引が行われています。)

★まとめると、外国為替市場は次の3つに分けることが出来ます。

銀行⇔銀行
銀行⇔個人、企業
企業⇔企業(銀行以外の者同士)


銀行間市場においては、中央銀行(日本では日本銀行)も外国為替取引を行います。
これは、介入と呼ばれ、外国為替レートの乱高下など外国為替レートが適切でない時に行われます。

また、銀行間取引では仲介者として外国為替ブローカーが取引に介在することがあります。

ここ最近では業種に関係なく為替差益を狙って様々な企業が外国為替取引を行っています。

証券会社
生命保険会社
自動車会社
家電メーカー
輸入業者
商社


などなど。
また、個人の外国為替取引も総額では資本収支の額にせまるほど大きな市場になっています。 (これは海外旅行の増加がひとつの要因にもなっているようです)

外国為替市場の拡大


外国為替市場は日本の国際化が進むにしたがってドンドン拡大していきます。
ヒト、モノ、カネは今や国境を越えてグローバルに流通し、お金が国境を超える時、外国為替が発生します。

そして、この外国為替相場の変動は、各国の経済成長率や貿易収支、物価に至るまで多大な影響力を持っています。

外国為替とは、お金でお金を売買することを意味します。
外国為替相場(レート)は様々な理由によって絶えず変動しています。

この変動を上手く利用することで、その差益を得ることが可能です。
外国為替は外為(がいため)とも略されます。
英語でForeign Exchange、略してForex、また最近ではFXという呼び名で知られるようになりました。

通貨が異なる国際間の貸借関係を、現金を送付せずに、手形や小切手などを使って、振替決済する方法です。
外国為替取引では銀行から送金が可能です。
この時に用いられる通貨間の交換比率が外国為替相場(またはレート)です。
私たち日本人にとっての外国為替相場とはドルなどの外貨を円で売買することです。

日本では、ドルと円の交換レートを一般的に円相場といいます。

Design by http://f-tpl.com
Copyright(c) 初心者の外国為替FX入門. All Rights Reserved.