◆外国為替レートのしくみとは!
売値(OFFER)と買値(BID)
外国為替市場では、売値と買値の2つの値があります。
私たちが外国為替を買う時には売値で買い、
売る時は買値で売ることになるわけです。
こうした外国為替取引が成立する度に新しい売値と買値がついていきます。
売値と買値は、例えば円と米ドルのレートでいうと、
『112.10-15』
という風に表します。
この表記の意味は、
「112円10銭で買う人がいて112円15銭で売る人がいる」
という意味です。
このレートで米ドルを買いたい場合は、1ドルを112円15銭で買うことになるわけです。
外国為替市場は、買うと値が上がりますので、この取引が成立すると次のレートが建ち、 112円15銭で買う人がいて、112円20銭で売る人がいる(112.15-20)というレートになります。
このように取引が成立するごとにレートが絶えず変動していきます。
これが外国為替レートが変動するしくみです。
「円高、円安」、または、「円が上がる、下がる」について
外国為替レートの変動を理解するために「円高」「円安」について確認します。
新聞やニュース番組などで私たちが一般的に目にする、
「円高」
「円安」
などの表現は円のドルに対する価値をあらわしています。
例えば、
1ドル=112円→111円
になったとします。
この局面が意味するのは次のような状態です。
1ドル買うのに112円もしたのに、111円払えばで買える様になった!
つまり、ドルに対して円が1円価値が上がった(つまり円高)ということです。
ただし、外国為替市場においては、ドル以外の通貨との取引もあります。 ドルに対しては上がっていても他の通貨に対しては下がっているというケースもあるハズです。
この点には注意が必要です。
また、 外国為替ディーラーが「円があがった」と言う時には、111円が112円になったことを意味しています。
つまり、一般的なテレビや新聞での意味合いとは正反対になります。
業界人との会話ではこれを把握しておく必要があります。

外国為替レートのしくみについて
売値と買値、円高、円安について
「円高」「円安」などの円相場とその影響について
円相場(えんそうば)は、
円に対する外貨の相対的価値(為替レート)を表しています。
通常は、外貨1単位に相当する円貨額で表示します。
特に米ドルやユーロ、英ポンドとの比較によって示され、その中でも米ドルに対しての「円の相対的価値」を示します。
円高
現在では、1ドルが110円以下になった時には、明確に円高といいます。
円高の際には、日経平均株価は急落することが多くなります。
また、輸出産業の業績が悪化し、輸入産業の業績が好調となる傾向にあります。
輸入する時には、今までより安く仕入れる事ができるので、コストが削減でき、輸出する時には、円が高いために買ってもらいにくくなるため、利益が減少します。
円安
現在では、1ドルが120円以上になった時には、明確に円安といいます。
円安においては、日経平均株価は急騰することが多くなります。
また、輸入産業の業績が悪化し、輸出産業の業績が好調となる傾向にあります。
輸入する時には、今までより高く仕入れなくてはならないので、コストが余計にかかり、輸出する時には、円が割安なので買ってもらいやすくなり、利益が増大します。