外国為替決済のしくみについて

はじめての外国為替取引FX

外国為替決済のしくみ


外国為替の決済は、実際にお金をアタッシュケースなどに入れて移動させるのではなく、通常、銀行間での口座振替によって行われています。

この決済方法には大きく2通りの方法があります。
外国為替決済のしくみ
並為替

★日本企業のA社がアメリカのB社に10万ドル送金する必要があるとします。

そこで、

・A社は日本の取引銀行であるC銀行と日本円→米ドルの外国為替取引をします。

・次に、C銀行はA社の口座から1100万円(1ドル110円として)を引き落としてアメリカのD銀行にB社に対して10万ドル振り込むように指示します。
・D銀行は自行にあるC銀行のドル口座から10万ドルを引き出してB社の口座へ振り込みを行います。


この取引においては、お金が実際に動いているわけではありません。 このように、お金を支払う者が銀行に依頼して送金することを並為替といいます。
貿易取引以外の外国為替決済はほとんどがこの並為替による決済です。
外国為替決済のしくみ
逆為替

★A社がアメリカのB社に対してある商品を10万ドル分輸出する契約をしたとします。

そこで、

・A社はB社を支払人、C銀行を受取人とするが額面10万ドルの外国為替手形を振り出します。

・商品輸出に関する船積み書類と併せてC銀行に持って行きます。

・C銀行はこの手形(ドル建て)を買い取ります。

・A社の口座に1100万円(1ドル110円として)振り込みます。

・C銀行はD銀行に書類と手形を送付してB社から代金を取り立てるように指示します。

・D銀行はB社の口座から10万ドル引き落としてC銀行に振り込みます。


これは、お金を受取る側が銀行を通して支払う者から取立てを行う決済方法です。 この方法を逆為替といいます。 貿易取引では逆為替が多く決済方法として使われています。

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