◆テクニカル分析とは!
テクニカル分析は、外国為替レートの過去の動向そのものから将来の動きを予測する手法です。
テクニカル分析は70年代から80年代にかけて、経済収支が黒字国の通貨が安くなったり、インフレ率が高い国の通貨が高くなる、といったファンダメンタルズ分析だけでは理解できない外国為替レートの動向が見られるようになったために登場した外国為替の分析方法です。
テクニカル分析は政治経済の諸事情(ファンダメンタルズ)を一切考慮に入れない分析法で、ひたすらレートの動きのみを分析します。
この時使われるレートの動向を図示したものが、株式投資などでも利用されるチャートです。
チャートでの分析方法にもいろいろあり、グラフを手書きするものから、コンピュータによる分析まで様々。
今では、テクニカル分析が主流になったために、テクニカル分析が外国為替レートの変動要因になっているともいわれています。
代表的なテクニカル分析
(移動平均法の一例)
東京外国為替市場の終値を毎日記録する
過去3日の終値の平均をグラフに記し、これを短期移動平均線とする。
過去10日間の終値の平均をグラフに記し、これを長期移動平均線とする。
短期移動平均線が長期移動平均線と上から下へ交わる点を売りシグナルA、 (下降トレンドに入ったことをあらわす)
短期移動平均線が長期移動平均線と下から上へ交わる点を買いシグナルB (上昇トレンドに入ったことをあらわす) とする。
ただし、トレンドがハッキリしない相場の時には不正確なシグナルが出ることもあります。
逆にレートのトレンドがはっきりした傾向を示している局面では、上昇でも下降でも有効な分析法です。 (短期、長期の組み合わせをどうするか、市場をどこにするか、などは、もちろん自由です)

外国為替変動分析の基礎知識
はじめての「テクニカル分析」