◆ロンドン外国為替市場
変動相場制が始まってから今日まで、ロンドン市場は世界一の外為取引高を記録しており、2004年の調査でも、世界の取引量の31%がロンドン市場で行なわれ、これは東京市場の約4倍になっています。
ロンドンは歴史的に国際金融業務の中心地として位置づけられ、世界の金融機関か進出、英国経済が停滞し、英国の国際的地位が低下しても、ロンドン市場の地位は依然高いものになっています。
これは、ロンドンが早くから国際金融、為替市場の中心地として発展してきたこと、また、ロンドンの地理的位置が東京、ニューヨークなどの主要外国為替市場のちょうど中間地点にあることが考えられます。
午前中には東京を中心にしたアジア諸国がポジション調整のために参入して、午後は、ニューヨークの午前の取引時間帯と重なり、アメリカの参入があるためです。
ロンドン市場では、為替だけでなく、資金や債券、商品などの取引も活発に行なわれ、とくにユーロダラー市場(米国以外にあるドルの市場)の中心でもあります。
こうしたことも世界の金融機関が集中する要因といえるでしょう。
また、英国の金融機関がアジア、オセアニア、アフリカ、南米など世界中の顧客と古くから取引関係があることも、ロンドン市場に取引が集中する背景になっています。

外国為替証拠金取引(FX)の基礎知識
ロンドン外国為替市場について