◆顧客相場とは!
銀行などでよく目にするボードや表に表示された外国為替レートは、通常1日中同じです。
これが私たちが銀行と外国為替取引をする時の顧客相場です。
これに対して、銀行間市場では、絶えず外国為替レートが変動しています。
顧客相場はこの変動する外国為替レートの午前10時頃の値を仲値として基準にしています。
午前10時頃の銀行間市場の外国為替レートが例えば112.20円である時、 この112.20円を仲値として1円加えた113.20円を電信売り相場(TTS)、
仲値から1円減らした111.20円を電信買い相場(TTB)として顧客相場が建てられます。
この時の仲値との差「1円」は銀行の手数料となります。 銀行間市場の外国為替市場が1円以上動いた時の顧客相場は市場連動制によって、その時の実際のレートに従って決められます。
顧客相場は私たちが海外旅行などでトラベラーズチェックを売買するときなど、小口の顧客に対して適用されるもので、大口の顧客に対してはその時点での銀行間市場のレートが適用されます。
現在の自由化された顧客相場は銀行が自由に決定することができます。
しかし、ドルに対する円相場はほとんどの銀行で同じレートを適用していますので、銀行による差はありません。
ただし、ドル以外の通貨の顧客相場はかなり違う可能性がありますので、扱う通貨に応じて上手く取引銀行を選ぶ必要があります。

外国為替証拠金取引(FX)の基礎知識
「顧客相場」とは!